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2015年5月31日 (日)

「僕も、もうそろそろ飛べるかな?」

このオオアカゲラの巣穴に気づいたのは5月中旬のこと。

穴の中では、その時、もうすでに卵が孵化していたらしく、お父さんもお母さんもせっせ、せっせとエサを運びこんでおり子育て真っ最中といった感じで、ヒナが顔を覗かせてくれるのを楽しみに、ちょくちょく様子を見に行っていました。

昨日も行ってみると、巣穴からにょきっと顔が出ていて、これはいつものことです。

ただ、待っても待っても、なかなかエサを捕りに出かけないんです。

あれっ、これは、もしかして、ヒナ!かなと、双眼鏡を覗くと、その顔の表情がとても幼いんです。
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頭の赤い色も淡く、羽根もなんとなくぽやぽやで、そう、ヒナ!のようです…笑。

上半身を乗り出して、きょろきょろ、きょろきょろしています。
僕も、もうそろそろ飛べるかな? うまく飛べるかな?と、思っていたかどうか、大空へ向って羽ばたきたいんだけど、まだ、ちょっと勇気がでないような、そんな感じ…笑。

エサをくわえて戻ってくる親も、すぐには与えず、ちょっとじらしたりして、巣立ちを促しているようにもみえてきます。
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そんな様子がオモシロくて、
昨日は、ほぼ、一日中、観察していました。

すると覗かす顔の特徴が違っているのに気がついて、少なくても3羽、男の子が3羽は育っているようです。
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成長具合にバラつきを感じますが、巣立ちは間もなくのようですね。

この子たちの初フライト!
立ち合えるかなぁ~?
立ち合いたいなぁ~…笑。

※撮影には望遠レンズを使用し、
営巣木までは距離を取って撮影しております。

2015年5月30日 (土)

「神様がくれた出逢い。」

先日からご紹介しております抱卵中のヤマシギ。

25日のお昼頃、卵の割れ目に気づいてしまってからは、ヒナに逢えるだろうかと、ヒナの可愛さはどんなだろうと、ヒナのことで頭がいっぱい。そんな私の救いは翌日26日がお休みなこと。1日いっぱい巣のそばで様子を観察できます。

とってもソワソワな25日の夜、寝つけずにうとうとしながら明るくなるのを待って、午前3時過ぎ車にエンジンをかけ出動です。
はやる気持ちを抑えつつ大急ぎでヤマシギの巣へ駆けつけ遠くから様子を伺います。

でも、ヤマシギがわかりません。

場所を変え、高さを変え、角度を変え、目を凝らして観るもののどうにも確認できません。

イヤな予感です。

恐る恐る巣に近づくと、悪い予感が的中、巣はもぬけの殻!
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愕然となり立ちつくしがっかりで言葉もありません。

小さなヒナたちですから、まだ飛べないでしょうし近くに隠れているんだろうなぁ~とは想像されますが、探す!と云っても、この広さを思うと途方にくれます。

諦めて重い足取りで引き返し始めた時です。

足元で物凄い音がして、同時に飛び立ったのはヤマシギ!
これは、もしやと、慌てて足元あたりを探すと、

…いました、いました!

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トドマツの幼木の葉に隠れるように身体を寄せ合う3羽のヒナ!

孵化したばかりのヒナと逢うのは初めてのことで、もう感動!です。
なんて可愛いんでしょう…笑。

ちょっとすると何処からかお母さんのヒナを呼ぶ声がして、3羽は声の方へと歩き始めました。
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よちよち、よちよち、コケたり、羽をばたばたしながら、小枝を乗り越え頑張って歩きはじめました。

もう、もう、可愛いったらないです…笑。

きっと神様が逢わせてくれたんだなぁって、感謝です。
卵は4つでしたから1羽はどうしちゃったのかと、ちょっと心配。
違う場所で元気にしていてくれますように…、4羽、無事、元気に大きくなってくれますように…、と、願うばかりです。

2015年5月26日 (火)

「このひょうきんな顔つきは…。」

今月はじめからご紹介しているオオジシギ。
その後も観察を続けており無事に抱卵しております。

今日はその顔を正面から撮ることができました。

で、その写真をじっと見ていてヒヤリッ!…汗。

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頭のてっぺんから後頭部にかけて確認できる太い横縞の斑と不自然な場所につく目が、私に「私はオオジシギなんかじゃないよ!」って、訴えかけてくるんです。

そう、このひょうきんな顔つきは、
「オオジシギ」なんかじゃないんです!


「ヤマシギ」なんですね…汗。

オオジシギだとすると合点がいかないことがあったにも関わらず、近くで繰り広げられているディスプレイフライト(オオジシギの繁殖行動)にすっかり惑わされて、オオジシギだって思い込んじゃってました…汗。

この事実には、正直ちょっと落ち気味だったんですが、このシギがオオジシギだろうとヤマシギだろうと、ヒナの可愛いさに変わりないわけで、しぼんでしまいそうだったワクワクもすぐに戻ってきて、ワクワクはワクワクのまんま…笑。

逆に「ヤマシギ」だとするなら抱卵期間は20日~24日くらいですから、もう、何時孵ってもおかしくないわけです…笑。

で、よぉ~く見ると、お母さんの右脇に卵がはみだしていて、
もっと、もっと、よぉ~く見ると、
2015052602 なんと、殻に割れ目!が、確認できます。

今まさに殻からでようとしているのか、もう孵ってお母さんのお腹の下に隠れているのか、いずれにせよ「ヒナとの出逢い」が現実味をおびてきております…笑。

もう、四六時中ぴったり巣にはり付いていたい気分…笑、どうか、ヒナに出逢えますように…、どうか、どうか、私の目の前で巣立ってくれますように…、と、ただただ祈るばかりです。

2015年5月25日 (月)

「知床横断道路が終日通行できるようになったので…。」

今迄、夜間の通行規制がかかっていた知床横断道路ですが、今月22日(金)8時から、ようやく終日通行できるようになりました。

で、一番乗りで日の出を見に行こう!

って、はりきって迎えた23日の朝、だったのですが思いっきり寝坊…汗。
よしっ、明日こそと迎えた24日の朝、これまた寝坊…汗、汗。

3度目の正直で今度こそと迎えた25日の朝、…笑、起きれました!
ぎりぎりセーフ。

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さいわいお天気もよく国後島もくっきりです。
爺爺(ちゃちゃ)岳よりまだ東の空が一際明るく、知床峠を越して羅臼側7合目付近で車をとめて眺めてきました。

国後島の空が刻々と色を変えながら焼けていき朝がやってきました。早起きを頑張って良かったと思わせてくれる清々しさです。

せっかくなので頑張って朝日を…、と、思ってらっしゃる方は、日の出早いですよ…笑、今現在、日の出は3時40分過ぎです。
3時前には起きて、3時には知床峠に向けて出発したいですね。

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きっと、御褒美は待っていてくれると思います。

寒いですから暖かくしてご準備下さいませ。

2015年5月22日 (金)

「クリオネ日記」2015年1月~3月のご当選者発表です!

大変長らくお待たせいたしました!

北こぶし 館内イベント「クリオネ日記」冬季(2015年1~3月対象)ご応募の当選者を発表いたします!

多数の応募の中から抽選で選ばれたのはこちらの3名様です!

◆ 知床の特産品 5,000円相当 ◆

しげ さん (神奈川県川崎市

としちゃん さん (北海道札幌市)

とも さん (北海道北見市)

以上の皆様が当選されました!
おめでとうございます!!

Img_0181_640x480(ご当選の方々には近日中に賞品を発送いたします)

?クリオネ日記とは?

館内でご参加いただくオリエンテーションゲームです。

館内のポイントを巡って最終的な答えを出して回答ボックスへ入れると、、、

正解者のなかから抽選で特産品が当たります。
当館ご宿泊の際には、是非ご参加ください!

2015年5月20日 (水)

「ひっそりと。」

5b7a3575 沢沿いで見つけた黄色いお花。

「エゾノリュウキンカ」、通称「ヤチブキ」のお花です。

一緒に歩いていた友人が「あぁ~、こんなところにまだ残っていたんだぁ~っ!」って、とても嬉しそうです。

昔はいっぱい咲いていたのにと、エゾシカに食べられてしまって近頃ではほとんど見かけなくなったんだと。

根を下ろした場所が良かったのでしょうか、エゾシカから逃れて岩の間でひっそりとお花を咲かせていました。

来年も再来年も…、可愛らしいお花を咲かせてくれますように…。

2015年5月19日 (火)

「雨にも負けず、風にも負けず。」

先日、ご紹介しましたオオジシギ。

それからと云うもの、誰かに踏まれてはいないだろうか、襲われてはいないだとうか、と、心安まらない毎日。

そして、一昨日はそんな思いに追いうちをかけるような悪天候、寒いし、雨は冷たいし、風もあるしで、オオジシギは無事でいてくれるだろうかと、そのことばかりが頭の中をよぎります。 様子を見に行こうにも、翌日のお休みを待つしかありません。

そして、迎えたお休みの朝、起きるなり、姿がありますように!と、祈る思いで巣のある場所へ。 草叢に紛れてわかり憎くて、居るような、居ないような、無事なのか、どうなのか、なかなか判断しかねます。 近くに寄るわけにもいかず、ひたすら目を凝らしていると、何かそれっぽい塊!を…。

写真に撮って拡大してみると、
5b7a3195 オオジシギ!

でした。無事でした。ちゃんといてくれました!…笑。

踏まれることなく、襲われることなく、雨にも負けず、風にも負けず、寒さにも負けず、ちゃんと卵を抱いてくれています…笑。
産んだのが何時なのか、知るすべはありませんが、私が見つけたのが9日前ですから、少なくともすでに9日間は抱卵していることになります。 抱卵期間は何日間なんだろうと、でも、きっと、あと数日、この1週間のうちには孵化するのではと思えてきて、孵化への期待が、ヒナとの出逢いへの期待が高まってきます。 このオオジシギの不運は私に見つかったことかも、などと思ったりもするのですが、ヒナに逢いたくて、驚かせないように、ストレスを与えないように、気をつけながら、ごめんなさい、通ってみようと思っています。

5b7a3165 悪天候が去り、雲がはずれて姿を現した知床連山は春の雪をかぶってめちゃくちゃキレイ!でした。

5b7a3080 空の青と目にも優しい若葉の緑とが相まってとってもキレイ!
でした。

春の陽射しの中で清々しい美しさでした。

2015年5月17日 (日)

「ちょっと、待ったぁーっ!」

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エゾリスのこれ、このポーズ!

きっと威嚇のポーズだって思うんです。エゾリスがいる樹にへばりついて見上げる私への威嚇!…?

でも、ちょっとすると私をみながら両肘ついてクルミを食べはじめちゃいました。
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警戒しているのか、いないのか、危機感がたりないのか、どうも威嚇に身が入ってない感じ…笑。

この場からいなくなってもおかしくないはずなのに、私を見ながらこの樹を離れようとしません。この樹を離れたくない理由でもあるのかな?と、勘ぐってしまいます。そんな理由があるとすると食べ物?でも、この樹に実なんてなってなくて、となると、もしや巣?でも、それらしき洞も小枝の塊もみあたりません。謎は残りますが、私は愛嬌たっぷりのエゾリスに出逢えてラッキーです…笑。

モモンガやリスやネズミ…、種類に関係なく動物たちに出逢う度に、1匹、1匹の個体差を感じます。

警戒心が強かったりそうでなかったり、逃げ足が早かったりそうでなかったり、お行儀が良かったりそうでなかったり、身体つきや顔つき、表情や立ち居振る舞い、お家の選び方や食べ物の好みだって、きっとみんな違っています。

動物たちにも個性があるんですね、ヒトと同じ…笑。
観察してるととっても楽しいです。

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オスのエゾシカも角を落としはじめています。
1本だけが頭に残っているシカ、夏毛の白い斑点模様がうっすら見えてきているシカ…、動物たちに出逢ったらいろいろ観察してみて下さいね。

2015年5月12日 (火)

「ヒガラの大惨事!」

Photo_2

先月末にご紹介したこちらの「ヒガラの巣」。
とっくに完成して、そろそろ卵を産んであたためている頃かなぁ~などと、ワクワクしながら見に行ったんです。

そしたら、

様子がへんっ!

ヒガラが出入りするのがやっと位だった小さな穴は、跡形もなく縦に大きく削られ掘られてしまっています。
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何があったのかと遠くでしばらく様子を見てたのですが、ヒガラ夫婦の姿も気配もありません。
それで、近くへ寄ってみると、その木の根にはたくさんの木屑が散らかり巣材も引っ張り出されていました。キツツキの仕業のようです。
きっと虫を食べようと突いたのでしょう。悲しいことながらキツツキにしてみれば、ヒガラが巣にしているとか、いないとか、そんなこと気にしてられないですものね…。

幸い卵の殻は見つけられなかったので産卵前だったのではと、それがせめてもの救いです。自然界の厳しさを感じてしまいました。
頑張って、誰にも邪魔されない場所を探して、また巣を作ってくれることを願いながらその場をあとに。

気をとりなおして歩いていると私の足元で大きな音っ!

驚くのと同時にオオジシギが飛び立っていきました。
オオジシギもビックリしたでしょうけど、何が起こったのかと私だってびっくりです。

何処に隠れていたのかと何気に目をやった地面には、5b7a2343_2
なんと、卵が4つ!

…抱卵中だったんですね、驚かせてしまったようです。
でも、こんなにわかりやすい場所で大丈夫なんだろうかと、キツネやテンやカラスや…、すぐに見つかってしまいそうです。
シカや誰かに踏まれたっておかしくない場所です。ヒガラの悲劇に直面したばかりでとても心配になってしまいます。
誰にも踏まれないように襲われないように、守ってあげたくなりますが、私にできるのは無事を祈ることくらい。

本当に心配。…なんですけど、ヒナに逢いたい!などと、ヨコシマな思いも見え隠れして…汗。
また、そっと様子をみに行こうと思っています…笑。

知床横断道路、5月1日、開通しました。

Img_9940_2

春に忘れ去られたような
冬の名残りの景色が
春の暖かな陽射しの中で
とてもキレイです。


今月7日からは、
8時~17時の時間帯が通行可能になっております。
ぜひ、お出かけ下さい。
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2015年5月 1日 (金)

「斯くも愛しきネズミたち。」

ここ最近は晴天続き。恵まれた日々が続いております。

先日、心弾ませ森へとおでかけ。
先ずは、近頃のお気に入りの場所へ。
そこはモモンガが棲む樹が立ち、イイズナとの出逢いも巡ってくれた場所です…笑。

倒木に腰を下ろすと降りそそぐぽかぽかのお日様がとても気持ち良くて、歩きまわるのをやめて、しばしボォーッとすることに。

私が腰を下ろす倒木のすぐそばの樹はモモンガの棲む樹。
姿は見えないけれど、私のすぐそばで今もきっと眠っているはずで、寝ぼけてひょっこり顔を出してくれないかなぁ~、とか、またイイズナがひょっこり姿を見せてくれないかなぁ~、などと思いながら、ちょろちょろ、ちょろちょろするネズミたちに囲まれる幸せなひととき。

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ズサズサッって、音がすると決まってネズミがちょろちょろしていて、2匹でおっかけっこをしていたり、樹の根に目を凝らすとひなたぼっこでもしているかのようにじぃーっとしていたり。
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顔をのぞかせる穴や根の隙間の形も違っていますし、勿論、1匹、1匹、顔の表情や仕草も違っています。


どの隙間からどんな表情で顔を出すのか、どんな仕草を見せてくれるのか、まぁ、まぁ、まぁ、まぁ、楽しいのなんの、可愛らしいったらなかったです…笑。

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そんな事をして遊んでいる私のもとに1匹のお客様、ちょっと大きめの音に振り向くとタヌキがゴソゴソ、目と目が合っちゃいました…笑。
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たまには、こんな時間もイイですね。

4月28日からは、大型観光船「おーろら号」も、小型船クルーザーも全社運航が始まっていますよ。
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