--> 北こぶログ < 知床グランドホテル北こぶし
知床グランドホテル 北こぶし

北こぶログ

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

2014年5月30日 (金)

巣立ち!ですぅ~っ、…たぶん。

先月末に紹介したゴジュウカラの巣、その後、玄関先が整えられ親鳥が忙しそうにエサを運ぶ姿も観察できており、ヒナの巣立ちを待つばかりと楽しみにしていました。
でも、気になりながらもなかなか行けずに、昨日、久しぶりに行ってみました。
すると、少ししてお父さん(…たぶん。)が虫を銜えて戻ってきて、巣から顔を出したお母さん(…たぶん。)がそれを受け取って、あぁ、まだ巣だっていなかったんだとホッとしていました。
ところが、様子が変です。201405301_640x426



その虫をヒナに与えることはなく銜えたまま両親そろって何処かへ飛んで行っちゃいました。
はてさて、何でっ?って、おやっ? もしかして巣立ち?
巣立ちの前ぶれなのかもと思いあたって、動きのない巣の前で待機です。201405302_640x426



あっちに腰掛け、こっちに腰掛け、巣から目を離さぬようひたすら待つこと1時間ちょっとしたところで、親鳥が1羽、エサを銜えて戻って来てしまいました。
そして、大きな口を開けてエサをせがむヒナ。
なぁんだ、巣立ちじゃなかったのかと、ちょっとがっかりして見ていると、銜えてきたのは葉っぱのようで食べれそうにありません。
巣立ちを促しているようです。
ヒナは親の意をくんだのか、ニョキッと巣から身を乗り出したかと思うと、迷うことなくパァ~っと羽ばたいて巣を飛び出して行きました。201405303_640x426



「巣立ち!」です…笑。巣立ちに立ち合えるなんて何というタイミングの良さでしょう…笑。
でも、ちょっと大きくなり過ぎちゃっちゃぁ~、いないでしょうかねぇ~…汗。
巣立ち雛って、羽はもっとぽやぽやで上手く羽ばたけなかったりして巣近くでおどおど…、
なんて様子を想像していたもので、親鳥と区別がつかないような成長ぶりに、
これがホントに初フライトかな?って、疑ってしまいました…笑。201405304_640x426



きっと、一番末っ子の甘えん坊、兄弟たちが巣だった後も最後の最後まで甘えていたのかも。
大きく成長した我が子の背中を見守る親鳥も「やれやれ」と、肩の荷をおろしていたのかも。
何はともあれ元気で生きていってほしいですね。

2014年5月28日 (水)

「日本昔ばなし」が始りそうな…。

明け方に雪が降っちゃったりしてとても寒かった日、森の中はとても静かで した。201405281_640x426



この頃の気温の変化に動物たちも戸惑っているのでしょうか、いつもなら響いてくるキツツキたちのドラミングも小鳥たちの声 も聞こえてこなくて、あれっ、どうしちゃったのかなぁ…、と、心配になるくらい静かでした。

そんな中、時々届くカラの声にちょっ とホットしながら歩いていると足元にとても小さな可愛らしいキノコを見つけました。

「チャワンダケ」です。201405282_432x640

そう「チャワンダケ」…、なんですけど、これって、クマゲラとかアカゲラを見つけて「キツツキ」だって、云ってるようなものです…汗。
で、帰って 調べてみると、なんと、まぁ、「シロキツネノサカズキモドキ」なんて、
とってもオモシロイ、ステキな名前が付いていました。

今に も日本昔ばなしが始りそうです…笑。
そして、この日の帰り道、「キツネ」に出逢いました。201405283_640x426

銜えてきた大きな魚が口からはみ出して
いて、今晩はご馳走ですね…、「シロキツネノサカズキモドキ」を杯に晩酌でしょうか…笑。
でも、1㎝にも満たない小ささです。

キツネにはちょっと…、ネズミなら杯にできるかも…笑。
探す楽しみ、見つける楽しみ、写真を撮る楽しみ、調べる楽しみ、知る楽しみ、想像する楽しみ…?…笑。

散策にはいろんな楽しみがいっぱいですね。

2014年5月24日 (土)

「ちかごろ目を引く白いお花。」

ちかごろ白いお花に目を引かれます。
道路脇で、まるで「見て、見て、見て」と言わんばかりに大きな白いお花を咲かせているのは「オオバナノエンレイソウ」。201405241_640x426_2
そして、ブラシのようなお花の「ヒトリシズカ」。201405242_640x426
こんなに大勢で賑やかに咲いているのに、どうして「一人静」なんて呼ばれるのかなぁ~…って、いつも思います。
鎌倉時代に「源義経が寵愛した静御前が一人で舞っている姿に見立てた」と言う名の由来らしいんです。
そう知っているのに、このお花に「静御前」の姿を重ねるより、こんなに賑やかなのに、どうして「静か」だなんて呼ばれるのかなぁ~って、思って眺める「ヒトリシズカ」が、なんとなく好きです…笑。
たくさん咲いていますよ。どうぞお花もお楽しみ下さいませ。

2014年5月21日 (水)

「感動のお宅拝見。」

低気圧が過ぎ、久しぶりに青空が広がった知床。
気持ちも晴れやかに森へと出かけてきました。
Img_7087 天候の回復を喜ぶかのような、たくさん鳥たちの声を聞きながらふらふらしていると、足元に「鳥の巣」が落ちているのに気がつきました。

周辺に卵は見当たりませんでしたが、どうみても新しい物で、去年の古巣ではないようです。
今年、これから使うんだったんだろうなぁ~っと思えるほどきれいにできています。

だとすると、この巣の持ち主はきっと困っちゃってるのではないかと心配になります。
巣を作るのにどれほどの時間がかかるのか、産卵までに巣を作りなおす時間があるのかどうか、鳥たちにはこうした受難を乗り切る術が具わっているものなのか・・・、今頃、どこでどうしているのか、とっても気がかりです。
巣の大きさからしてスズメより小さい鳥じゃないかと思うのですが、家主は現在調査中です。

数日前に知床を見舞った低気圧は、風は強いし、気温は下がるし、雪は降るしで季節が冬に逆戻りしたような天候でしたから、お客様だけではなく鳥たちにも影響があったのですね…。

それにしても、鳥たちの巣って実に見事で感動すらします。
5b7a6409 外壁は固い枝を利用して内側には軟らかくて暖かそうな鹿の毛を使っています。
表札のようにあしらわれた鳥の羽根が可愛らしいです…笑。

小さな口ばしひとつで、よくも、まぁ、こんなにきれいに組み上げるものだと驚いてしまいます。

そして、こちらは先月末にご紹介したゴジュウカラの巣ですが、きれいな玄関口が出来上がっていました(どうやら、この巣で産卵、子育てをしてくれるようです…笑)。
5b7a4631 樹洞の内側の土色の部分ですが、泥を塗り重ね固めてちょうど良いサイズに仕上げたのがわかります。
こちらも小さな口ばしひとつで仕上げたようです。
本当に驚いてしまいます。

野外に出かけるといろんな発見があって楽しいですね。
知床へお越しの際に、周辺散策にお出かけになることをお勧めします。

2014年5月17日 (土)

キビタキの戦い。

朝早くからバードウォッチングを楽しんでいた時の事です。

とてもびっくりだったのですが、何ものかが、ものスゴイ音をたててトドマツの樹冠を枝葉にぶつかりながらほぼ垂直に降下してきます。

一体、今、私の目の前で、何が起こっているのか、生きものには違いないのですが、こんな行動をする動物には心当たりがなく、真相を究明するべくその素早い動きに夢中でくらいついていると、どうやら鳥のようで、そして、まるで一息つくかのように枝に止まってじっとしてくれました。2014_0517_640x426

その正体は「キビタキ」で、ちょっと拍子抜けしましたが、羽(…たぶん)をブンブンブンブン(虫かごの中でトンボがバタつかる羽音が近い気がします)いわせて、もつれながらの空中戦を繰り返していました。2014_0517_640x426_2

2羽がもつれあっているのがおわかりいただけるでしょうか?、これが、キビタキの縄張り争い。

キビタキはメスより先にオス渡ってきて縄張りを奪い合うのだとか。

噂には聞いてましたが、こんなに凄まじいとは思っていなくて本当にびっくりしました。

時に3羽になることもあり、相手が入れかわったりもしていたのかもですが、どこでどう決着が着くのか…、3時間ほど観戦したところで雨が激しくなってしまい引き返してきましたが、キビタキたちの戦いはまだ続いていました。

そろそろ観察できる頃かなぁ~と、キビタキの姿を探していた矢先、まさか、こんな衝撃的な出逢いになるとは…笑。

そう、そう、「メジロ」や「オオルリ」も渡ってきています。2014_0517_640x426_92014_0517_640x426_10

若葉が葉を広げ優しい緑に包まれる森にサクラが淡いピンクの色を添えています。 2014_0517_640x426_8

そんな中、野鳥の観察が楽しくて仕方のない今日この頃です。

2014年5月13日 (火)

「早朝ドライブのススメ。」

ふと目が覚めると、カーテン越しに外が明るくなり始めていて、何時だろうと時間をみるとまだ4時です。
随分、明るくなるのが早くなってきたんだなぁ~と思いながら、もう一寝入りと思ったものの、せっかく目が覚めたんだから、早朝ドライブに繰り出さない手はないと思いなおし、久しぶりの早朝ドライブに出かけました。

音楽をとめ窓をあけ、小鳥の声を聞きながら知床公園線をゆっくり走っていると、前方でのそりのそりとお散歩をするヒグマに出逢いました。
0513 私の車に気づくと道路を後に森の中へと入ってしまいましたが、なかなかの体つきも堂々とした態度も表情もイイ感じで…笑。
5b7a5895 そして、帰り道では近頃、私の中でうずまいていた謎が解明。

きっと、これまでは私が驚かせてしまうせいだと思うのですが、道路脇の茂みから飛び出してきては、私の車の前を低く飛んで道路を横断してするすると森の奥へ消えてしまう謎の小鳥。

手掛かりはスズメを3回りくらい(…?)ふくらませたような大きさと小太りで暗ぁ~い色をしてることくらいで、確認しあぐねていました。
その正体を捉える時が、今朝巡ってくれました。

何とか写真に納めることができ図鑑で調べると「アカハラ」でした。
うぅ~んっ、アカハラだったのか…。
5b7a5897 図鑑で見てる時はあんまり魅力的じゃなかったんですが、実際お目にかかるととても可愛らしくて、また出逢いたい鳥の仲間入り決定です…笑。

どうぞ皆様、早起きを頑張って繰り出してみて下さい。朝の陽射しや空気はとても気持ちイイですし、もしかすると嬉しい出逢いが待っていてくれるかも。







2014年5月11日 (日)

知床五湖は、5月10日より「ヒグマ活動期」です。

知床五湖が「ヒグマ活動期」(5月10日~7月31日)に入りました。

高架式木道の往復は自由に利用できますが、地上遊歩道の散策は認定ガイドツアーへの参加が必要になります。
初日の昨日、早速、ガイドツアーに参加してきました。20140511_4_640x427

散策路上にはまだ雪が残っていたものの湖面の氷はすっかり融けて遊歩道脇の湿地には水芭蕉のお花が咲き始めていました。20140511_2_640x426

エゾアカガエルの声も響いており、もうちょっと先かなぁ~と思っていた知床五湖の春ですが、ちゃんと訪れていました…笑。

生憎のお天気で知床連山と湖に映りこむ逆さ連山の景色はお預けでしたが、深く立ち込める霧に包まれた湖の景色はとても幻想的で、幾種類もの小鳥たちの声もいっぱい聞こえてきておりました。20140511_3_640x427

そんな中、ガイドさんの面白可笑しい絶妙な語り口調で次から次へと繰り出される動物や植物、自然のことについてのお話は、とても興味深いものばかりで、景色や小鳥たちをそっちのけで聞き入ってしまいました。

新たな発見がいっぱいで、もっともっといっぱい自然のことを知りたいなぁ~って、思って、改めて知ることの楽しさを感じさせられました。

そして、高架式木道に上がり、もうすぐツアーが終わろうととする頃になって、なんと、知床連山が霧のなかから姿を現してくれました…笑。20140511_1_640x427

ツアー参加者からは一斉に歓声があがり、最後にこれまた幻想的な知床連山を眺めて帰って来ました。

「ヒグマ活動期」期間中の地上遊歩道はガイドツアーに参加しなければ散策できませんが、逆に参加することで、より想い出深い楽しい散策になると思います。

ツアーは4時間前後のお時間と5,000円(大人お一人様)程のツアー料金が必要ですが、その価値はあります!どんどんご参加いただければと思います。

2014年5月10日 (土)

ぷっかぷか浮かぶ流氷オブジェ。

GWの最中に私に送られたきたのは「流氷を見たかったら羅臼に来てけれっ!」

って、そんな羅臼のネイチャークルーズの船長からの何とも得意気なメール。

びっくりなんですけど、羅臼の海にはまだ流氷が浮かんでるんです!

201405107_640x426

…30年ぶりのことだそうです。

羅臼経由でお越し頂いたお客様も、流氷が見れるならと予定を変更して羅臼へ向われたお客様も、まさかまさかの流氷の景色に喜んでいらっしゃったようです…笑。201405102_640x426

30年ぶりの出来事を体験せねばと私も昨日羅臼へ行き乗船してきました。

喜び勇んで船に乗り込んだものの雲行きは怪しく霧がどんどん濃くなっていきます。

これってまさか霧の観察船になるのではとの悪い予感に意気消沈。

でもでも悪い予感は大ハズレ! 風が少し出てきて霧を流し始めてくれ、目の前には流氷オブジェがぷっかぷか!2月3月とは違って海面辺りの部分が波の浸食を受けた流氷は様々な形となり芸術作品のようで自然が作り出した氷の彫刻です。 201405106_640x426_2

例年ですと、今時期は「シャチ」を観察している時期なんですが、なにしろ海には流氷がぷっかぷかです。 201405103_640x427_2

流氷の上で遊ぶのは「ゴマフアザラシ」や珍しい「クラカケアザラシ」。

次から次へと難なく出逢える「アザラシ」たちは、愛嬌たっぷりの仕草で私たちの乗る船を迎えてくれました。201405104_640x426

そして、現れたのは流氷に向かって泳ぐ「ミンククジラ」。

うぅ~んっ、この背びれが「ミンク」でなくて「シャチ」だったらって、思わなくはないのですが、たとえミンクであっても、「流氷とクジラ」なんて、滅多に見ることのできない貴重なシーンです。201405101_640x426_2

欲張っちゃダメですよね…笑。

「ウトウ」や「ユリカモメ」もはっきり観察できて、もう、感動続きのお腹いっぱいのクルージングでした。

おまけに、帰りの知床横断道路から見た景色がこれまたキレイ!「雲海」と「国後島」、イイですねぇ~…笑。201405105_640x426

羅臼の流氷、「しばらくはこのまんまだべぇ~っ」って、船長予想が当たるかどうか、羅臼にも足を伸ばしてみて下さい。

2014年5月 4日 (日)

お花咲く季節

昨日、海岸沿いを車で走っていると、若葉の茂りを待つ殺風景な景色の中にふわっと優しく色づく樹々がありました。

「バッコヤナギ」の樹たちです。

春を迎えようとする頃、真っ先ふくらみ始めて目を楽しませてくれていたあのふっかふかのたくさんの白っぽい蕾が花開いていました。

繊細ながらもとてもかわいらしいお花です。

20140504_640x426

オロンコ岩に上れば、「エゾエンゴサク」や「キバナノアマナ」が花を咲かせ、林道脇では「フクジュソウ」や「ナニワズ」の黄色いお花を見つけます。201405042_640x426

当ホテルが名前を頂いた「キタコブシ」のお花も少しづつ咲き始めております。

201405043_640x426

春のぽかぽかの陽射しをみぃ~んな喜んでいるように思えてきます…笑。

そして、昨日は蜃気楼を見ることができました。

眺める海の遠く沖合いが真っ白で、えっ!?、また流氷が押し寄せてくるの?って、びっくりさせられちゃうほどの幻氷!

201405044_640x426_2

ぽかぽか陽気で空気は暖かいのに海水は流氷に冷やされて冷たい、この大気と海との大きな気温差の仕業です。

流氷のおかげ? 春のおかげ? 春と流氷のおかげですね…。

お花ばかりではなく幻想的な光景を楽しめた1日でした。

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
ブログ:ココログ
北こぶログトップページへ戻る
知床グランドホテル 北こぶし Copyright © KITAKOBUSHI All Rights Reserved.