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2014年3月26日 (水)

「うとうと、もぐもぐ、そわそわ、どきどき。」

数日前、朝早くから何の気なしに森を歩いていました。

空が明るくなるのに合わせて聞こえ始める小鳥たちのさえずり、あちこちで響くキツツキたちのドラミング、いつもと変わらぬ心地良い森の朝。そして、いつもと変わらぬ森の景色…。

・・・と、思いきや、変わらぬハズの景色の中で何かが違ってます。
な、なんと、「エゾフクロウ」が、いるではありませんか!…笑。
Photo トドマツの横枝で、うとうと、うとうとしていました。
信じがたい嬉しい思いでしばらく様子を見ていると、私の背中の方で樹皮をひっかくような音がして、ま、まさか、と思って見てみると、な、なんと、そのまさか、「エゾモモンガ」です。トドマツの葉をもぐもぐしにやってきたようです。
Photo_2 5mと離れずに立つ2本のトドマツの片方に、うとうとするエゾフクロウ。
そして、もう片方の木には食事に夢中のエゾモモンガ。
モモンガにとってエゾフクロウは天敵ですから、まだ、お互いにお互いの存在には気づいていないとは云え、マズイです、このツーショット!

これから何が起こるのか、見たいような、見たくないような…、複雑な心境で見守るこちらはハラハラドキドキです。

しばらく平穏な時が流れましたが、気づくべくしてとでも云いましょうか、やはりエゾフクロウが先にモモンガの存在に気づいてしまいました。
Photo_3 目をまぁるくして、頭をクイックイッさせて、そわそわ、そわそわ、モモンガの様子をうかがっています。
そんなエゾフクロウの存在に気づけないモモンガは、呑気に葉をもぐもぐ もぐもぐ。
そして、つ、ついに、その時が…。

エゾフクロウがモモンガに狙いを定めて飛び出しました。アッ!って、思った瞬間には、もう事態は終息しており、辛うじて私の目が捉えたのは、何も捕えていないエゾフクロウの2本の足と、その足の下、すれすれ(だったような…)で幹にへばりつくモモンガの背中。
Photo_4 いざとなればモモンガに助太刀しなきゃと思っていたのに、ホント、一瞬の出来事でそんな間はなく、ただ、ただ、傍観するばかりでした。
樹にへばりつき樹皮に化けたつもりで(…?)ピクリとも動かないモモンガと、口惜しさを抱えて(…?)何処かへ飛び去ったエゾフクロウ。

命拾いをしたモモンガと、ハンティングシーンを目の当たりにした私は、獲物を獲り損ねたエゾフクロウには申し訳ないですが、ラ、ラ、ラ、ラッキー!でした…笑。
またまた、エゾフクロウには申し訳ないですが、モモンガが無事で良かった…笑。
興奮しまくりの嬉しいひとときでした…笑。

ヒグマの足跡の目撃情報も届けられるようになり春も近づいているようですが、まだまだ、森には雪がどっさり、海にも流氷漂ってます。

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