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知床グランドホテル 北こぶし

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2014年3月27日 (木)

「春とおからず。な、知床のおひる。」

2014年3月26日(水)。
午後3時くらいからだったでしょうか。ウトロ市街地に霧が広がり始めて、時間が経つにつれ霧はどんどん濃くなって海上は真っ白。
この霧、なんと夜通し晴れることはなく今朝になっても、まだ、真っ白でした。

今日、午前の仕事を終えようとする頃になってようやく薄くなりかけて、「おっ、これは、幻想的な景色が広がるのでは」と、いそいそとプユニ岬に出かけてみると、この景色です。
5b7a1748 幻想的とは違っていましたが、海はべた凪、海面がピタァーって止まっています。
鏡のような海とその鏡の上に置かれたような流氷たち。
キレイでした。
5b7a1762 今シーズンは、暴風雪がやってくる度に、流氷が一斉に無くなり、風向きが変わるとまた戻ってくる、そんな繰り返しだったような気がします。
でも、さすがにもう見納めでしょうかね…。

春らしい、名残りの流氷を見ることができて良かったです。

港へ行って見ると知床連山も鏡に映し出されていました。
今日もぽかぽか陽気、春は遠からず、ですね。
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2014年3月26日 (水)

「うとうと、もぐもぐ、そわそわ、どきどき。」

数日前、朝早くから何の気なしに森を歩いていました。

空が明るくなるのに合わせて聞こえ始める小鳥たちのさえずり、あちこちで響くキツツキたちのドラミング、いつもと変わらぬ心地良い森の朝。そして、いつもと変わらぬ森の景色…。

・・・と、思いきや、変わらぬハズの景色の中で何かが違ってます。
な、なんと、「エゾフクロウ」が、いるではありませんか!…笑。
Photo トドマツの横枝で、うとうと、うとうとしていました。
信じがたい嬉しい思いでしばらく様子を見ていると、私の背中の方で樹皮をひっかくような音がして、ま、まさか、と思って見てみると、な、なんと、そのまさか、「エゾモモンガ」です。トドマツの葉をもぐもぐしにやってきたようです。
Photo_2 5mと離れずに立つ2本のトドマツの片方に、うとうとするエゾフクロウ。
そして、もう片方の木には食事に夢中のエゾモモンガ。
モモンガにとってエゾフクロウは天敵ですから、まだ、お互いにお互いの存在には気づいていないとは云え、マズイです、このツーショット!

これから何が起こるのか、見たいような、見たくないような…、複雑な心境で見守るこちらはハラハラドキドキです。

しばらく平穏な時が流れましたが、気づくべくしてとでも云いましょうか、やはりエゾフクロウが先にモモンガの存在に気づいてしまいました。
Photo_3 目をまぁるくして、頭をクイックイッさせて、そわそわ、そわそわ、モモンガの様子をうかがっています。
そんなエゾフクロウの存在に気づけないモモンガは、呑気に葉をもぐもぐ もぐもぐ。
そして、つ、ついに、その時が…。

エゾフクロウがモモンガに狙いを定めて飛び出しました。アッ!って、思った瞬間には、もう事態は終息しており、辛うじて私の目が捉えたのは、何も捕えていないエゾフクロウの2本の足と、その足の下、すれすれ(だったような…)で幹にへばりつくモモンガの背中。
Photo_4 いざとなればモモンガに助太刀しなきゃと思っていたのに、ホント、一瞬の出来事でそんな間はなく、ただ、ただ、傍観するばかりでした。
樹にへばりつき樹皮に化けたつもりで(…?)ピクリとも動かないモモンガと、口惜しさを抱えて(…?)何処かへ飛び去ったエゾフクロウ。

命拾いをしたモモンガと、ハンティングシーンを目の当たりにした私は、獲物を獲り損ねたエゾフクロウには申し訳ないですが、ラ、ラ、ラ、ラッキー!でした…笑。
またまた、エゾフクロウには申し訳ないですが、モモンガが無事で良かった…笑。
興奮しまくりの嬉しいひとときでした…笑。

ヒグマの足跡の目撃情報も届けられるようになり春も近づいているようですが、まだまだ、森には雪がどっさり、海にも流氷漂ってます。

2014年3月23日 (日)

「お客様フォトギャラリー・思いもよらないシーン」

「颯爽」
Dsc_0086_ 流氷に降り立つオオワシをアップで撮りました。
昨年初めて、羅臼でクルーズ船に乗って流氷とワシを見てからは毎年行こうと決め、今年も写真を撮りに行きました。
今シーズンは1回でしたが、時間があれば何度も見たい素晴らしい光景です。

「流氷原に降る星」
Dsc_3855_ 流氷原と星空の写真を撮りたくて、北こぶしから少し車を走らせ真鯉の辺りに来ると素晴らし星空が広がっていました。
写真中心部にはカシオペア座、その左側の2つの星の集まりはベルセウス座の二重星団です。

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北海道旭川市からお越し頂きました中瀬泰広様の作品です。
知床には、たびたびお越し頂き、いつも熱心に写真を撮影されていらっしゃいます。この度もステキなお写真をご提供頂きました。

中瀬様、昨年の秋にお越し頂いた折は知床峠にお出かけになられ「中秋の名月と羅臼のイカ漁の漁火」とを一緒に撮影され、今回は「流氷と星空」の景色を撮影に選ばれました。
私には思いもよらないシーンばかりで、中瀬様の発想には驚きますし勉強になります。

そう云えば、つい先日のことですが、夜が明け始めた頃に海岸沿いを車で走っていると、橙に染まったまんまるな月が流氷を浮かべた海に沈むところで、思わず何枚か写真を撮りました。
知床って、動物にしても景色にしても撮影対象には恵まれていますね…。

中瀬様、いつもありがとうございます。

2014年3月15日 (土)

「お客様フォトギャラリー・空に浮かぶ。」

「威風堂々」
Img_8157 シカだけしか見れないまま終わってしまうのかと思った動物ウォッチングツアー。
帰り道にオジロとオオワシがいて楽しいものとなりました。

「月光ステージ」
Img_8210 上弦の月に照らされた羅臼岳の上には満天の星空。寒い中、見に行った価値がありました。

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北海道滝川市からお越し頂きましたP.N.スキー大好きっ子さんの作品です。

今回も、常にカメラを片手にお出かけになられていらっしゃり気に入る写真を撮影できたようでなによりでした。

「月光ステージ」の撮影は、1泊目の夜は曇天に月が顔を出すことがなく断念。
2泊目の夜、再度チャレンジしての撮影成功だったそうです。寒さに負けずお疲れ様でした。背景に見える羅臼岳はこだわりのポイントですね…笑。

久しぶりの御来館で、久しぶりにお話をいっぱいさせて頂き楽しい時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

また、お会いできるのを楽しみに致しております。

2014年3月13日 (木)

「雪の日も、風の日も、モモンガー!」

諦めることなく、くじけることなく、風が強かろうが、雪が降りしきろうが通って、通って、歩いて、歩いて、ようやく、この「想い」が届きました!
そう、モモンガに届いたのです!
Img_6177_2 このモモンガさん、来る日も来る日も、森の中を彷徨い続ける私を見ていて、「そろそろ、逢いに行ってやるか…」って、思ってくれたかどうか(…笑)
この冬、なんど雪の森に足を運んだことか・・・。
そして本日、3月13日、午前10時を過ぎた頃、モモンガが私に逢いに来てくれました。
やっと出逢えました。
逢いたくて逢いたくて仕方のなかったモモンガに…笑。
Img_6231 なんとも可愛らしい~、くりっくりの大きなおめめ、つぶらなひとみ、マントのくねくね、背中のカーブ、コートの色合い、トドマツをかじるその仕草、大きくて平らなしっぽ…、どうぞ、どうぞ、ご覧下さいませ。
Img_6248 モモンガとのこの出逢いまでに通った森では、いろんな出逢いやドラマがあり、それもこれも、モモンガからのプレゼントだったかも…笑。
って、これで終わりじゃないですけどね…。

知床の森にばんざぁ~い!…感謝。

2014年3月12日 (水)

「春の足音、でも雪と流氷。」

2月中旬からウトロの海にびっしり入っていた流氷。
その流氷に亀裂が入り、春へ少し近づいたかな?と思ったのが3月8日。

沖へ流されてしまったのか、波にもまれて砕けて融けてしまったのか、やはり今年の流氷は薄かったようで、3月10日の朝にはすっかりなくなってしまいました。

もう、流氷が戻ってくることはないものと思っていたところ、な、なんと昨日、戻って来ました!
5b7a0220 きれいな蓮氷となって戻って来ました!
11日の午前中、オホーツク海がちょっと荒れたお陰でしょうか…笑。
5b7a0095 そして、森には、また雪がどっさり。今朝、出かけたフレペの滝では看板が埋もれそうで、シカは雪に包まれるように休んでいました。
Img_5970 クマゲラがフレペの森と男の涙方面を行ったり来たりしながらちょろちょろしており、私のすぐ近くの樹に止まってくれました。
Img_5983 こちらは頭部全体が赤いオスのクマゲラ、もうすぐ春ですからね、クマゲラも何かと忙しいのかも…笑。

2014年3月11日 (火)

「お客様フォトギャラリー・冬の恵み」

象鼻「冬の恵み」
Photo_2 スノーシューを履いて雪の中を歩いてようやくお目にかかれる絶景でした。
自分の足で歩いてその場に辿りつく以外にこの景色には出会えないそうです。
流氷がもたらす恵みが知床の豊かな海を作り、同時に我々の目にも恵みをもたらしてくれる。
この景色がいつまでも見れるよう守っていかねばと思わされます。


オジロワシ「極上の瞬間」
Photo憧れて思い焦がれてようやく目の当たりにすることができた流氷の海でこれまたどうしても見たかったオジロワシを心ゆくまで写真におさめました。
氷点下でも手袋をはずし、手の感覚がなくなっても夢中でシャッターを切り続けた、本当に夢のようなひとときです。

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福岡県からお越し頂きました横山泰典様の作品です。

この度は、3泊4日のご予定で、せっかくなのでという事で、オホーツククラブと、本館2階、露天風呂付きのお部屋を選んでご滞在頂きました。
でも、朝は夜が明けきらぬ早い時間から出かけられ、夜遅くまで野外で遊んでいらっしゃったので、お部屋は寝るだけだったような…笑。

羅臼のクルージング、流氷ウォーク、スノーシュートレッキングと知床を思う存分楽しんで頂けたこと、知床に寄り添い知床を深く感じて頂けたこと、知床好きの私としては、もう、嬉しくてたまりません…笑。ありがとうございました。

なんと横山様、このご旅行のために一眼レフを購入されたそうで、実は、こちらは「デビュー作」です。「知床への憧れ」そんな思いでこの2枚をお選び頂きました。

そんなお写真をフォトギャラリーにご提供頂き光栄でございます。
また、いつかお会いできる事を楽しみに致しております。

2014年3月 4日 (火)

「モモンガまで、あと少し!」

(ご注意、お食事中の方は気をつけてご覧ください。)

ご、ご、ご、ごっ、ご覧下さい、この食痕!
Photo モモンガがトドマツの葉を食べ散らかした痕です。
この豪快な食べ散らっかしぷりには、ちょっと興奮、鳥肌がたっちゃいました。

単独犯か、複数犯か、一度の仕業なのか何度も通ってきてのことなのか、トドマツの樹冠で葉をガジガジモグモグする姿が目に浮かんで、逢いたくて、逢いたくてたまらなくなります。

モモンガがこの周辺に居るのは間違いないのです。
ですから、必ず「ねぐら」があって、ねぐらがある樹の根近くには糞が落とされているはずなのです。

なのに、どうして糞を探しあてられないのか、まさか、便秘(…笑)?
などと、しょうもないことまで頭を過ります。そう遠くない近くにきっとあるハズ、あるに違いない、ない訳がない、きっとある、絶対にあるっ!

って、念じながら探しまわっていると、ついに、発見っ!
ありました、ありました、糞っ!モモンガの糞っ!です。
Photo_2 大きさは米粒大で整った俵型、見つけたくて見つけたくて仕方がなかった糞。
私には御光さえ見えてきます…笑。

この糞の周りの数本の樹のどれかに、ねぐらがあると思われます。ただ、糞はてんこもりではなく僅か数粒が転がっていただけなので、あると思われるねぐらは、これから使い始めるつもりなのか、たまたま1泊だけのお宿だったのかはわからないですが、一歩、モモンガに近付けた感じです。

モモンガ発見まで、もうちょっと…な春です。笑。

2014年3月 2日 (日)

「鳥目線で、鳥気分。」

Img_4592先日、摩周汽船さんの熱気球を体験してきました。
目指すは、上空から見る流氷の景色です!

送風機で風が送り込まれ、ぺっちゃんこだったバルーンがどんどんどんどん膨らんでいきます。
膨らめば膨らむほど、いよいよ「空を飛べるんだぁ~」って期待も膨らみ、テンションがあがってきます。

バルーンが充分に膨らみ、スタッフの合図でバスケットに乗り込むと、すぅーっと空へと浮かんで行き、あっと言う間に見下ろす景色はこんな感じ。Img_4604
いつもは見上げる山々や雲を見下ろす気分は最高で、おもちゃみたいに小さく見える町や車や地表にくっきりと映る自分たちの乗る気球の影が、あぁ、高い空にいるんだなぁ~と、高さを感じさせてくれます。
Img_4660 時速は20㎞ほど出てたそうですが止まっているような感覚だったのは、風と一緒に動いているからだそうです。条件によっては、時速50㎞ほど、高度は1,000m位まで上るのだそうです。

風にのった高度500mほどの上空は、時々のバーナーを焚く音以外は何の音もない世界。
静寂の中で風とひとつになって大空を浮遊する感覚は、想像していなかった不思議な世界です。多くの渡り鳥がこんな景色を楽しんでいるんですねー。

今シーズンのフライトは今月5日迄ですが、来年にでも再来年にでも、ぜひ、一度体験してみて下さい。

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