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知床グランドホテル 北こぶし

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2012年11月29日 (木)

「今年の歩き収め。」

Img_4948 11月25日、知床五湖の最終日を迎えました。
勿論、歩き納めに出掛けてきました。

知床五湖公園内はすっかり雪景色。
遊歩道に積もる雪の上には、先に歩いた方の足跡が残るものの人気はなく静まりかえっておりました。
今シーズン最後だと云うのに、生憎、知床連山は雲の中、でも、凍る途中で出来上がる湖面の様々な模様がおもしろくて何枚も写真を撮ってしまいました。

Img_4947 五湖を一人占めしながら、凍りつこうとする湖面を見ていると、やがて静寂に包まれる五湖に思いがはせます。

誰も訪れる事のない五湖ではどんな時間が流れるんだろう…、動物たちは人の姿がなくなったことにやっぱりホッとするのでしょうかね…。

遊歩道に残る人の足跡のそばには、動物たちの足跡もいっぱいです。ネズミからヒグマまで、ひととおり確認できるほどたくさんの生き物がこの散策路を通っているようです。
動物たちの気配を感じられる楽しいひとときでした。

Img_5316 後ろ髪をひかれる思いで湖畔沿いを後にし、高架木道に上ると、大空では何羽ものオオワシが渡って行くところでした。

来年も1月下旬頃から五湖の冬期利用(ガイドツアーへの参加が必要です)が始りますから、それまでのお別れです。26日11時に岩尾別ユースホステル前のゲートもおり冬期閉鎖になりました。

お客様フォトだより「チームワイルド!」

「鮭をねらうオオワシ!!」
Pb250387 オレは鳥の王様! オレにかなうやつはいないぜ~!!
鋭い眼光、鋭い口ばし、とてもカッコ良かったです。

「俺はワイルドだぜ~!!」
Pb250399 ケンカには負けないぜ。モテモテで困るぜ~!
雪景色の中、とてもカッコイイ、オスジカでした。

愛知県からお越し頂きました、ペンネーム、ジャンボーさんの作品です。
この度もご連泊いただき、いつものように連日でお出かけになられていらっしゃいました。
閉園直前の知床五湖、フレペの滝、岩尾別、原生林…と、方々に行かれて静寂に包まれゆく知床を楽しんでいただけたようです。

そんな中で写された晩秋の知床ならではの2枚のお写真をご出品頂き、オオワシやオスジカのなり切りコメントも頂き、ありがとうございました。
オオワシは、岩尾別川で捕えたサケを樹上に運んで食べている迫力あるお写真もありましたが、「このオオワシの方がカッコイイよねぇ~」ってことで、こちらのお写真に決められてました。

繁殖期の今は、道路脇で良く見かけるオスジカですが、良く見ると1頭、1頭、表情が違っています。
こちらのオスジカは、落ち着き払って余裕の表情です。遠くを見つめる眼に何が映っているのか、何を思っているのか、とても気になってしまいます。血眼(…?)になってメスを追うよりも、こんなふうに穏やかに構えていた方がモテたりしてなんて思ってしまいます…笑。

お客様フォトギャラリーで展示させていただきます。

ジャンボーさん、いつもどうもありがとうございます。
これから寒い季節がやってきます。どうぞお体お気をつけましてお過ごし下さいませ。

2012年11月18日 (日)

Img_5051 ご覧下さい、この穴!… 穴に巣材らしき物が確認できます。
フレペの滝へと続く散策路のちょっと脇。
持ち込まれようとしているのか、持ち出されようとしているのか。
どちらかはわかりませんが、木のウロに小枝がちょろっと顔をだしています。風がこんなに上手に運び込むわけはないですから、きっと、誰かの仕業…笑。

この巣材がなくなっていれば、誰かがこの穴を使っているハズ!

ということで、3日後、ドキドキしながら穴を見に行きました。

樹の前に立って、巣材がなくなってますように。
と、合格発表でも見る思いで穴を見ると、…  なくなってますっ!

ここを住まいにしているかどうかは別としても、誰かが出入りしたのは間違いないようです。

15日の晩に降っていたみぞれは、深夜、雪に変わったようで、うっすらと遊歩道にも森にも雪が残っていました。

ウトロの平野部、ホテル周辺も本日(18日)雨混じりの雪となりました。
待ちに待った初雪です。

雪が森にどっさり積もってくれれば、きっとこの穴の主が誰なのかわかるハズで、冬が待ち遠しくなってしまいます。
Img_4933

2012年11月16日 (金)

「秋だよ、窓全開!」

Img_4944 エゾシカにとって秋は恋の季節。
オスジカは、自分の尿を混ぜた泥を体にまとってどす黒く迫力を増してきます。
力を競って角を突き合わせ「カツーンッ、カツーンッ」と、乾いた音を響かせたり、ラッティングコールと呼ばれる遠吠えのような奇妙な声を響かせ自分をアピールしはじめます。

逃げるメスのお尻をひたむきに追うオス、そんな光景が、日々、繰り広げられるのも今の季節です。先日も数頭のメスの群れに3頭もの立派なオスジカが集まってきていました。

オスジカたちは、何とか言い寄ろうと(…?)メスにアタックを繰り返しますが、メスにその気はないようで草を食みながらも上手にオスをかわしていきます。
Img_4694 その合い間、合い間では、オス同士の角突き合いが始ったりして、でも、あまり本気ではなさげで、強さを競い合うと云うよりは憂さ晴らしのようにも見えてきてしまいました…笑。

エゾシカの世界では、なかなか相思相愛にはならないらしいです。それと云うのも、四六時中発情しているオスに対して、メスの発情はほんの数日らしいからだそうなんですけどね。

晩秋の知床ならではのエゾシカ模様、晩秋の知床には欠くことのできないエゾシカ模様、ずっと見てても飽きないエゾシカ模様です。
森の奥へ入らずとも走らせる車窓からそんな光景が見れちゃいます。知床ってそんな
ところなんですね…笑。
吹く風も随分と冷たくなってきましたが、車の窓を開けてラジオや音楽を消して走っ
てみると、一味違うドライブが楽しめますよ。
ぜひ、お試し下さいませ。

「おー空を!」

Img_4940 数日前の夕方、当ホテルの上空を十数羽のオオワシが列をなして通過して行きました。
おぉ、来た、来た、いよいよかと、ウトロから斜里へ向かう海岸沿いにワシの姿を探しに出掛けると、いました…笑!

サケ・マスの遡上でお馴染の遠音別川の河口の海岸に1羽。
そして、金山橋の海側の樹上に1羽。
黄色い大きな嘴が目立つ、羽の白と黒のコントラストが美しいオオワシを確認です。
カッコイイですよねぇ~、惚れ惚れしちゃいます!

ウトロから斜里までの海岸沿いの樹上なら何処にいてもおかしくないですけど、その雄姿にお目にかかりたい方は、遠音別川(当ホテルから斜里方向へ10キロ程)と、金山川(当ホテルから斜里方向へ15キロ程)が、最重要チェックポイントです…笑。

川の周辺は、川にかかる橋を挟んだ山側も海側も河口付近の海岸も、ぜ~んぶ、じっくり探してみて下さい。
それから、親子岩(当ホテルから斜里方向へ3キロ程)の上には、よくオジロワシを見つけます。ただ、見つけて嬉しくて近くで見たいなんて思って車から降りると、すぐに飛んでっちゃいます。

驚かせないようにと、ドアの開け閉めは慎重に、静かに静かにそっとするんですけどね…、何かオーラが伝わっちゃうのか、警戒されちゃいます。
ですから、よぉ~く観察したい方は車の中からがイイかもです。
双眼鏡があるともっとイイですね。
皆さま、見つけられますように…。
Img_4915

2012年11月10日 (土)

「冬のくいしんぼう。」

Img_4818紅葉も大分過ぎて、森の樹々も葉を落としております。
落ち葉でふかふかの森、見通しのき森を歩くのは、一段と楽しくなります。

早速、クマゲラの声が響いてきて、右斜め前方の空にその姿を確認。相手は翼を持つ鳥ですから追いかけたって追いつけっこないとわかっていてんも、すぐに見失ってしまうとわかっていても、あとを追わずにはいられない私です。
クマゲラが消えた森へと急ぎます。

残念ながらというか、想定通りというか、クマゲラには「まかれて」しまいました。
でも、エゾリスが待っていてくれました。チョロチョロしていますが、遠くへとは離れていかず、その可愛らしい姿に1時間以上はまって見てしまいました。

Img_4855 落ち葉をどけては、何かを見つけて夢中で食べています。
ちょっとずつ場所を変えながら、ひたすら食べています。

良く見ると同じものばかり見つけて食べているようで、決って黄色い何やら。
…きのこ? …どんぐり? ………?
うぅ~ん、きっと、どんぐり!

今年のどんぐりの豊作をエゾリスだってわかっているハズで、これだけあれば、慌てて貯め込まなくてもなんて思っていたかどうかは、わかりませんけど、冬のために埋めることはせずに、食べて食べて食べてました…笑。

Img_4791 倒木にへばりつく可愛らしい背中。
前足を上手に使って口をもぐもぐさせながら夢中で食べる仕草。
手のお手入れだって忘れません。
冬毛でふっかふっかです。
小さな動物との出逢いの多いこの季節、どうぞ、どうぞ、そんな出逢いを楽しんで下さいませ。

2012年11月 9日 (金)

「いよいよ冬モード。」

Img_4885 11月7日(水)、午後3時をもって、ウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路が冬期閉鎖に入りました。

その前日、知床五湖への知床公園線からは、雪に覆われた真っ白な知床連山と黄葉するカラマツのコントラストの美しい晩秋ならではの景色が広がっており、もしかして、知床峠も…、なんて、思って見納めがてら出かけてきました。

Img_4847 残念ながら展望台付近は霧だらけ、期待した景色は見ることができませんでしたが、路肩に残る雪に、来る冬を実感してまいりました。

先日、カムイワッカ林道が冬期閉鎖に入り、こうして知床横断道路も冬期閉鎖となり、今月下旬には知床五湖への岩尾別ゲートも閉まってしまいます。

観光船も今月中旬には全社運航期間を終えます。
どんどん、どんどんシーズンの仕舞いを告げられるなか、紅葉が過ぎ色を失くしていく森にもちょっと淋しくもなったりしますが、

繁殖期で一生懸命なエゾシカたちに出逢う楽しみ、越冬のために渡ってくるワシを探す楽しみ、葉を落とした樹々の見通しの良い森を歩く楽しみ、霜の降りる景色を待つ楽しみ、降る雪を待つ楽しみ…、閑散とし始める淋しさの横には、そんな楽しみがちゃんと並んでくれています…笑。

実は、これから冬に向けての知床こそが楽しかったりもするんですね…。

2012年11月 3日 (土)

「コクコクと秋。そして冬へ。」

Img_4464 11月1日から通行止めとなった、カムイワッカ林道。
その直前、通行可能最終日に出かけてきました。

そんな林道に設けられたガードレール端のクッションポストがボロボロになってしまってます。10月25日にココに来たときには、こんなではなかったですからここ数日の出来事。

よく見ると、おおきな爪らしき跡。

これは、もうヒグマの仕業に違いない!
でも、何のため?

爪を砥いだ…? いやいや、これ、衝突時の衝撃を軽減するためのもので硬くないですから、その線はハズレ。

食べた…? まさか、美味しいわけないですから、それもハズレ。

嫌なことでもあってストレス解消…?
壊す時の音とか感触とかが、この仕業の主のツボだった…?

もう、何のためなのか、気になって、気になって、知床財団に訪ねてみました。
すると「何ででしょうね…、ヒグマはオイルの匂いが好きだって聞くので、もしかすると匂いのせいかも。」とのこと。

そう云えば、私の知人は、車のタイヤをヒグマに舐められたそうです。
本当のところはヒグマに聞かなきゃわかりませんねっ…笑。

今年は、長く暑かった残暑のせいか紅葉は今ひとつ。
期待もしてませんでしたが、このカムイワッカ林道からの眺めは以外とキレイでした。
Img_4365 「うぉーっ!」とか、「ぅわぁーっ!」とか、奇声がでるほど…笑。
でも残念ながら、このカムイワッカ林道、はすでに冬期閉鎖になりました。
今シーズンもお世話になりました。何度、行ったり来たりしたことか…、走り納めは
今晩、感謝を込めてナイトツアーに出掛けようと思います。
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