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2011年3月29日 (火)

「ま、ま、ま、まさかの!?」

左後方より私の左腕すぐ横を、物体が吹っ飛んでいきます。
なんだ? 鳥じゃない! なんだ?
小さな四角い物体…、まっ、まさかっ!? 

夢中でその姿を目で追うと、すぐ先の樹には、「まっ、まさか、まさか、のその物体」が、はりついていました。

エゾモモンガ!です。
やぁ~、びっくり。
Img_7845

森に積もった雪は、温かな陽射しに随分カサ減りしていて途中、会ったガイドさんからは、ヒグマの足跡があったよと知らされ、そろそろ、スノーシュー歩きも終わりかなぁって思いながら今日がダメなら、来シーズンに持ち越しと、傾くお日様に諦めかけていた矢先の出来事だっただけに、
エッ!? ウソッ? ホントにぃ? 幻覚?
などと、もぉう、信じられない思いと嬉しさでどうにかなりそうでした。

私の目の前で、樹から樹へと滑空を繰り返し、一本の樹に落ち着くと、平らな大きな尾を よいしょと背中に背負って樹をよじ登ったり、毛づくろいをしたり、トドマツの葉をモグモグ食べたり惜しみもなく、可愛い仕草をいっぱい見せてくれました。
Img_7924
ふかふかの毛、くりくり眼、あの指、あの仕草、ホント、カワイイですね、ポッケに入れて連れて帰りたくなっちゃいました … 笑。
1時間近く、モモンガと一緒に過ごし、この嬉しい出逢いに感謝して、その場をあとにしました。

逢えて良かった!
「モモンガを見ましたよ」って、お客様のお話に、うらやましく思いながら、モモンガのお食事あとをたよりに、何度出かけたことか、諦めなくて良かった、チャンスは巡ってくるんですね … 笑。

モモンガに出逢えた日、3月28日の空です。
こんな雲は初めて見るような気がします。
この不思議な雲が、奇跡をおこしてくれたのかも…。
Img_7958

 

2011年3月26日 (土)

「ややかぶり。」

Img_7545 雪がすっかり解けたオロンコ岩展望台への階段。
どう見ても、スベル心配はなさそうです。
オロンコ岩は、風で雪が吹き飛ばされやすく雪解けも早くすすみます。
ひと足早い春を見つけたくて、意を決して登ってみました。
およそ半年ぶりの階段。
登り始めて何段も上がらないうちからハァー、ハァー、ハァー、ハァー、息があがって・・・

1回、2回、3回、…6回くらいは休憩しちゃいました…苦笑。

慣れてくるとあまり呼吸も乱れることなくすんなり登りきれるんですけどね。
情けないことに膝が笑うどころか足全体がプルプルしてしまいました。
眼下に見下ろすオロンコ岩駐車場は、先だって21日迄のオーロラファンタジーの特設会場ですが、会場が解体され、やけにガランとした感じで、春からのシーズンを待ち詫びているかのようにも見えました。

日々、テレビから伝えられる震災の状況に胸を痛めながら気がつけば、流氷もすっかり去ってしまいました。
流氷が去った海から運ばれる潮の香りも、降り注ぐ優しい陽射しも、とても心地よく、飛び交うカモメも、この春に向かおうとする季節を、からだ全体で感じているようで楽しそうです。
これから寒さはどんどん和らぎ、春の息吹が溢れてまいります。
そんな力も借りて、災害にあわれた皆様が一日も早く日常を取り戻されることを願わずにはいられません。
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イガイと風がつめたいです。

あさ、マイナス2度。
ひる、マイナス1度。

お、プラス近しですね。

2011年3月24日 (木)

「どうりでね。」

0324 眠いわけですよ。

日差しがね。

春ってきましたから。

眠けざましに、21日で閉幕したオーロラファンタジーの特設会場「流氷公園」へ。
神社や露天風呂、ミニ水族館も片付き、大きな駐車場は、観光船おーろら号運行開始まで、春のしずかなひとときです。

しずかとはいえ、オロンコ岩には多くのオオセグロカモメが陣取り、なかなかの声量で鳴き交わしています。
カモメの声を意識しないようにすると、特設会場に使った流氷の塊や、わきによせられた雪山が、ブツブツいいながら融けてゆく音が聞こえてきます。

冬には聞こえなかった春らしい音の数々。

ほんわかした日差しはもちろん、
ほんわかしたものを聞いてしまうと、それはそれは、眠くなるわけです。
心地いい眠けに誘われ、なんとなく気持ちもやわらぎます。

さてさて、
ひとねむり(?)したら、もうひと頑張りしましょうか。
まだまだやることたくさんありますよー!

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海もね。春ってます。

あさ、マイナス3度。
ひる、マイナス2度。

それでもマイナスなんですね。
流氷はどうした?








2011年3月19日 (土)

「クリオネ日記」2月分当選者発表!

北こぶし館内イベント「クリオネ日記」2月ご宿泊分の
当選者を発表いたします!

多数の応募の中から抽選で選ばれたのはこちらの方々!

◆ 1等 ◆ 知床海の幸10,000円相当

北海道の、、、 キイロイトリ さん! 

おめでとうございます!!

◆ 2等 ◆ 知床海の幸5,000円相当

北海道 ゆき さん
千葉県 エビス さん
滋賀県 RYUCHN さん

◆ 3等 ◆ 知床海苔佃煮

北海道 としちゃん さん
千葉県 トマ吉 さん
千葉県 エゾシカの親子 さん
愛知県 ちいちゃん さん
愛知県 しんちゃん さん

◆  4等 ◆ おぼろ昆布

北海道 トリ  さん
北海道 しい さん
北海道 MOCO さん
岡山県 フミさん さん
大分県 豊後の羆 さん

2011_0319   

以上の皆様が当選されました!

おめでとうございます!!

?クリオネ日記とは?

館内でご参加いただくオリエンテーションゲームです。
館内のポイントを巡って最終的な答えを出して回答ボックスへ入れると、、、

正解者のなかから毎月抽選で海の幸が当たります。
当館ご宿泊の際には、是非ご参加ください!

2011年3月18日 (金)

「角のつかいみち。」

突然、ズサズサッという物音が聞こえてきて、何の音かと、探してみると、樹に角を擦りつけるオスジカの姿がありました。

あぁ、角研きの音かぁ…、うんっ!? ちょっと待って!
もう、角を落とそうかという時期、この期に及んで、角研ぎ!?
Img_7432
不自然に思えて見ていると、どうやら幹に傷をつけて樹皮を食べやすくしているようです。
角の先端で皮をおこしては皮を食べる、そんな行動を繰り返していました。
角を、そんな風に使うなんて、今まで見たことは、勿論、聞いたこともありませんでしたから、ちょっとびっくり。

私が知らなかっただけで、シカ社会では当たり前?
いや、いや、あのオスジカだけのマイブーム?

角構えからして、若輩ものではなさそうですから、生活の知恵?
いずれにせよ、角を使いこなすのはとても難しそうでした … 笑。

昨日、迎えてくれた森は、ふっかふかの真っ白な雪に包まれていて、まるでおとぎの世界。
そんな雪景色に出会えたこと、もう、それだけで、充分満たされた1日でした。

東北地方の大地震に際しまして、謹んでお見舞い申し上げます。

 

2011年3月10日 (木)

「この眺めか。」

先日、報道陣に公開された建設中のスカイツリーの展望台。高さ350メートルからの眺望がニュースで頻繁に流れていました。

圧倒的な高さから見おろす東京は、建物の高低差があまり感じられず、ひたすらゴツゴツした平野が広がり、その奥に輝く海面(東京湾?)が日の光に輝いていました。

今日のウトロ。
青空と春めいた陽光とキンと冷えた空気のお昼。
久しぶりにぎっしりと詰まった流氷原をプユニ岬から眺めてきました。

にてます。

ぎっしりつまった流氷は、ところどころ盛り上がったり、流氷同士が重なりせり上がりったり。高低差は感じられないけれど、凹凸がそれぞれ主張するひたすらの広がり。

似てます。

これで海水面に光る陽光があれば完璧です。
あまりにぎっしりの流氷で、本日は海水面無し。それでもテレビで見た景色とウリふたつ。

スカイツリー展望台の一般公開はまだ先のこと。
雰囲気だけでも感じたいかたはぜひ知床ウトロへ。

流氷原をご覧になったことの無いみなさま。

目をとじて、展望台からのニュース映像を思い浮かべてください。
ちょっと青白くしてみれば、ほら、それが知床プユニ岬からながめる流氷原です。
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あーカメラわすれました。

あさ、マイナス5度。冷えました
ひる、マイナス3度。

青空と流氷原と眼下をすべるオオワシが一羽。

■現在の流氷の状況

・気象庁オホーツク海の海氷分布

・JAXAみどり2流氷速報

・第一管区海上保安本部海氷情報センター



2011年3月 9日 (水)

「次回はどんなかな?」

森歩きに出かけました。

春を思わせるような陽気で、雪は重たいべた雪。
雪だるまを作るにはもってこいですが、肌に刺さるような冷たい空気と、ふかふか さらさらの粉雪が、まだちょっと恋しい感じです。

枝に積もった雪は、暖かい日差しと雪の重みのせいか、あっちでもこっちでも、ひっきりなしに、枝を大きく揺らしながらドサドサッ、っと、音をたてて地面に落ちていきます。

こんなですから、楽しいからと、調子にのってラッセルばかりしていると、すぐにヘトヘトになりそうで、おとなしく雪上に残るスノーシュー跡を借りることにしました。
日も少しずつ長くなってきており、夕方5時位迄は遊べますからね、ペース配分しなくっちゃです … 笑。

野鳥との出逢いがいっぱいでした。

2目にも楽しい肩越しの薄紅色の羽は、惜しくも撮れませんでしたが、ふっくらとした真っ白な体と顔、ポツンとした目が見れば見るほど可愛いらしい「シマエナガ」。

Photo ギィー、ギィー、ギィー、ギィー、そんな声で鳴きながら木をつついているのは、日本で一番小さなきつつき「コゲラ」。
そして、森の常連、赤いおなかでおなじみの「アカゲラ」。
「ヤマゲラ」の声も遠くから聞こえてきていました。
もちろん、「カラ」たちも忙しそうに飛び回っていましたよ。
そして、そして、な、なんと、「クマゲラ」と「エゾモモンガ」にも!
 … と、云いたいとこですが、残念ながら、なかなか姿は見せてくれません。
またも、次回へ持ち越しでぇ~す。

Img_7222 断崖に立ち海を眺めると、流氷が、海をキャンバスに、大きな絵を描いてくれております。流氷の川ができているかのようです。それにしても、今年の流氷は、日々、その様子を変えながら、本当に楽しませてくれます。
ありがたくて、感謝状でも贈りたい気分です。

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畑では融雪作業はじまってます。

あさ、マイナス7度。
ひる、マイナス4度。

天気が良いので気分はプラスです。

■現在の流氷の状況

・気象庁オホーツク海の海氷分布

・JAXAみどり2流氷速報

・第一管区海上保安本部海氷情報センター



2011年3月 4日 (金)

「分かち合うとふえるもの。」

Img_7109 ウトロの海に散りばめられていた儚くも美しい氷たち。
覚悟はしていましたが、一昨日、やはり流されてしまいました。
その後、吹いた北風も力及ばす、残念ながら昨日も流氷は遠く沖の方です。
夕暮れの頃、プユニ岬から眺めてみると、流氷をなくした海はどこか物足りなく思え、少し淋しげにも見えました。
けれど、相変わらす海面は水を打ったように静かで、薄氷がはっているようです。
昨日、この大きくあいた海は、流氷のかわりに雲を映しており、ちょっと幻想的でもありました。
傾き始めたお日様は、この幻想的な光景を染めながらゆっくりと沈んでいきました。
Img_7121
実は、この景色、お客様と一緒に見ていました。
夏、秋と季節を変えながら知床を訪れ、この冬で3度目という、「知床好き」のお客様です。
「知床が好き」と聞くと、なぜか嬉しくなってしまい、たまたま、お休みだったこともあり、ご一緒させて頂いたのですが、知床の話で盛り上がり、感動をわけあい、知床に癒され、私もお客様も癒された、楽しいひと時でした。

余談ですが、このお客様3晩知床にいて、オーロラファンタジーの3つの夜、第1夜≪オヌマンー夕暮れ≫、第2夜≪アプー流氷≫、第3夜≪シリエトクー地の涯≫、全部ご覧になり、今日、参加した原生林ツアーでは、な、なんと、エゾモモンガに出逢ってしまってます。

モモンガが滑空するところも、トドマツの葉をかじるところも、穴に入るところも、
だそうです … あぁ、うらやましい~なぁ~。
とにかく、喜んでいらっしゃって、また、知床が好きになったようで、良かった!
良かった! … 笑。

あっ、「流氷なくなったのかぁ…」って、がっかりされている方、ご安心下さい。
本日、また、戻ってきてくれました。
Img_7197
気がつけば、もう3月、さすがに、もう分厚い氷は期待しにくく、風次第、波次第で、出たり入ったり動きも目まぐるしい流氷ですが、ありますよ。

今日は冷えてます。風も北より、流氷にはベストコンディションです。
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しばらく北風つづきます。

昨晩、マイナス5度。
けさ、マイナス5度。

でも、どこかあたたかい気がします。

■現在の流氷の状況

・気象庁オホーツク海の海氷分布

・JAXAみどり2流氷速報

・第一管区海上保安本部海氷情報センター

2011年3月 1日 (火)

「半島まるごと知床です。」

また、また、羅臼へ行き「ワシ船」に乗ってきましたよぉ~。
今シーズン、羅臼は流氷が豊作です。

羅臼では、港いっぱいの流氷に阻まれて、スケトウタラ漁やウニ漁が休漁を余儀なくされたり、「ワシ船」も出港できずに港内でワシの観察なんて日もあったくらいです。

昨日も流氷がいっぱいで、港から出るや否や船が流氷とぶつかり、ゴリゴリ ゴリゴリ、音をたてながら、進んでは戻り 進んでは戻りを繰り返しながら、頑張って少しずつ進むのですが、砕氷船仕様じゃないですから、僅かばかりの所で航行不能。
でも、目の前にはゴツゴツ感溢れる流氷原が広がり、乗船客からいっきに歓声があがります。

海面下に青く透けて見える流氷に、その大きさを実感させられ、重なり盛り上がってみせる流氷に、天に向かって突き立ってみせる流氷に、胸がすぅ~っとしてきます。
Photo
ワシもわんさか! ワシが似合いそうな氷もわんさか!… 笑。

さて、ウトロはと申しますと、ウトロだってしっかり流氷ありますよ。

漂いながら海を覆っております。
ここ数日、波がほとんどなく、行く度、海面は鏡のようにキレイです。
そして、この鏡のような海が、漂う「蓮の葉氷」の美しさを際立たせてくれているよ
うです。
Photo_2
ウトロの流氷は、儚くも美しい氷たちです。

「儚さも美しい流氷の海原」と、「ゴツゴツ感溢れる流氷原」
見たい流氷はどちらでしょうか?
知床、ウトロと羅臼を股にかけると、双方の流氷をお楽しみいただけます。
今月、好評を頂いた「知床周遊特別バス」は、今週末、3月5日(土)、6日(日)
も、運航します!
どうぞご利用下さいませ。
Photo_3 ----------------------
流氷の変化が楽しい季節。

深夜、マイナス10度。
朝方、マイナス5度。

夜、まどを開けると息白いです。

■現在の流氷の状況

・気象庁オホーツク海の海氷分布

・JAXAみどり2流氷速報

・第一管区海上保安本部海氷情報センター

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